【Windows】クラウド上にマイクラサーバーを立ててみよう！【XserverクラウドPC】

近頃のVPSは、テンプレート機能で簡単にゲームサーバーが立てられるというメリットがあります。

デメリットとして、サーバー管理やサーバー設定はコンソールやコマンド操作が必要になるので、初心者の方には分かりづらいです。

しかし、「Windows Server」を使えば、普段のWindows画面のままで操作できるので、初心者の方でも安心してマイクラサーバーを立てることができます。

Windows Serverとは

Windows Serverは、マイクロソフトが開発・提供しているサーバー向けのオペレーティングシステム（OS）です。

特徴として、パソコンで使えるWindowsと同じ画面で構成されているため、Windowsユーザーであれば、直感的にサーバー操作や設定が行えます。

本来の用途は、企業等がデータやアプリケーションを管理し、共有するためのサーバー構築やリモートワーク（テレワーク）で使用されます。

Windows Serverのメリットとデメリット

Windows Serverをマイクラサーバーとして使う場合、どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか？

Windowsユーザーの方は、今までと同じ操作でマイクラサーバーを立てることができるので、デメリットとしてはVPS（Linux）よりレンタルサーバーの料金が高いくらいです。

ですが、Linuxには難しいコマンド操作があることを踏まえると、慣れているWindows Serverの方がマイクラサーバーが立てやすいと思います。

Windows Serverはどこのサービスがおすすめ？

さて、Windows Serverを扱っているレンタルサーバーは沢山あります。

国内のレンタルサーバー（Windows Server）の中で「サーバー性能が良く」「初心者でも使いやすい」を重視して比較したところ、当記事でおすすめしたいのが「XserverクラウドPC」です！

XserverクラウドPCとは

XserverクラウドPCとは、2023年12月よりエックスサーバー社が提供を開始したハイスペックの仮想デスクトップ（Windows Server）です。

特徴として、いつでもどこからでも、XserverクラウドPCにアクセスでき、簡単に起動やシャットダウンができたり、NvMe SSDを搭載しているので快適なサーバーを体感できます。

また、XserverクラウドPCが24時間365日で管理を行っているため、停電やPCの寿命に関するリスクがなく、電気代など余計なコストがかかりません。

仮想デスクトップのサービスとしては新人ですが、エックスサーバー社は20年以上の積み重ねた豊富な運用実績と安定したサーバー環境を提供しています。長い期間を得て、「信頼性と安定性」を誇っています。

圧倒的高性能＋高速回線を実現

XserverクラウドPCは、他社の仮想デスクトップより、圧倒的なサーバー性能＋高速な通信回線を採用しており、快適なWindows Serverとして利用することができます。

マインクラフトなどのゲームサーバーはとても負荷が掛かりやすいので、ハイスペックサーバーにこだわっている点が魅力的だと思います。

料金プランについて

XserverクラウドPCでは、サーバー性能によって、いくつかのプランに分かれています。

割引キャンペーンでもっとおトクにしよう！

実は1ヶ月使うより、3ヶ月以上利用する方におトクな割引キャンペーンがあります。

割引キャンペーンは、3ヶ月以上まとめて購入すると、1ヶ月あたりの料金が安くなります。

例えば、上記のキャンペーンだと、3ヶ月でまとめて購入するとスタンダードプランが7,010円がキャッシュバックで実質3,505円になったりとおトクになります。

このようなキャンペーンを上手く使うと、月額料金を安く済ませられます。

Xserverアカウント作成を作成する

それでは早速、マイクラサーバーを立てたいところですが、XserverクラウドPCを利用するには、まずXserverアカウントの作成が必要です。

既にXserverアカウントをお持ちの方はXserverクラウドPCの公式サイトから「ログイン」して、次のステップをご覧ください。

XserverクラウドPCのサーバープランを選ぶ

Xserverアカウント作成後、もしくはログインするとサーバープランのお申し込みページに移動します。

ここからマイクラサーバーの性能（スペック）となるサーバープランを選んでいきます。

リモートデスクトップに接続する

それでは、お使いのパソコンからXserverクラウドPC（Windows Server）に接続するために、RDPファイルを使って接続していきます。

左側の「リモートデスクトップ」をクリックして開きます。

「ダウンロードする」をクリックして、お使いのパソコンにRDPファイルをダウンロードします。

ダウンロードしたRDPファイルをダブルクリックして接続します。

パスワードの入力画面が表示されたら、XserverクラウドPCの契約時に設定した「Administratorパスワード」を入力します。

「このアカウントを記憶する」にチェックを入れておくと次回接続時にパスワードを省略できます。

パスワードを入力できたら「OK」をクリックします。

Windows画面が表示されたら無事に契約したXserverクラウドPCに接続することができました。

これを使ってマイクラサーバーを立てていきましょう！

マイクラサーバーの事前準備

お待たせしました、ようやくマイクラサーバーの立て方について説明していきます。

マイクラサーバーを立てる上で、事前準備として必要なものが「Javaバージョン」と「ポート開放」になります。

それぞれ準備してからマイクラサーバーを立てたいと思います。

Javaバージョンを導入する

マイクラサーバーを立てるには、必ず「Java」が導入されている必要があります。

また、Javaには様々なバージョン（以下、Javaバージョン）が存在しており、マインクラフトのバージョンによって開発で使用されたJavaバージョンが異なります。

マイクラバージョン	推奨Javaバージョン
1.7.10～1.16.5	Java8
1.17～1.17.1	Java16
1.18～1.20.4	Java17
1.20.5～	Java21

なので開発環境と同じJavaバージョンを使わなければ動かないというのがお約束なので、マイクラユーザーはこれを守る必要があります。

ポート開放をする

マイクラサーバーを立てることができても、ポート開放をしなければ参加者を接続させることができません。

ポート開放とは、簡単にいうとサーバーが家だとすると、ポート開放は玄関のカギを「開けること」です。

マイクラサーバーを立てよう

サーバーを立てる準備が整ったので、マイクラサーバーを立てていきましょう。

当サイトは、様々なマイクラサーバーの立て方を取り扱っているので、該当する記事を参考に進めてみてください。

Windowsサーバーを基本にして立て方を紹介しているので、問題なく立てることができます！

サーバー種類	対応ソフトウェア	特徴
バニラサーバー	―	公式マインクラフトから無料で提供されているサーバー
MODサーバー	Forge Fabric NeoForge	MODを導入できるサーバー
プラグインサーバー	SpigotMC PaperMC PurPurMC	プラグインを導入できるサーバー
ハイブリッドサーバー	MohistMC Magma	MODとプラグインの両方を導入できるサーバー
プロキシサーバー	BungeeCord Waterfall Velocity	2つ以上のサーバーを繋げるサーバー

マイクラサーバーに接続する

マイクラサーバーを立てられたと思うので、早速マイクラサーバーに接続してみましょう。

XserverクラウドPCの上部に数字があると思います。これがサーバー接続に必要なIPアドレスです。

IPアドレスをメモしたらXserverクラウドPCを閉じてもOKです。

サーバーに接続するには、ダイレクト接続→サーバーアドレスに「IPアドレス」と入力すると、サーバーに参加することができます。

最後に

XserverクラウドPCはいかがだったでしょうか？

Windowsでマイクラサーバーを立てたい方には魅力的なサービスだと思います。

当サイトは、マイクラサーバーに関する記事が沢山あるので、ぜひ他の記事も参考にしながらより良いマイクラサーバーを作り上げてください！