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揚げたてのポテト
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初心者でも簡単にサーバーを作れる「ConoHa for GAME」がおすすめ!

ConoHa for GAMEで超簡単にMODやプラグインサーバーの立て方を紹介!

当記事にはアフィリエイト広告が含まれています。

2023年10月1日より施行された景品表示法の指定告示(通称:ステマ規制)によって、広告を掲載しているサイトやメディア、SNS内に、読者が認識できるような表記が必須となりました。

当サイトにおいても景品表示法に則り、冒頭に表記するようにしていますので、ご理解の上、ご覧いただけますと幸いです。

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この記事は以下に対応しています。※2024年10月時点

揚げたてのポテト

先日、「ConoHa for GAME」を使ったマイクラサーバーの立て方を紹介しました。

ポテコちゃん

ConoHa VPSから色々変わったよね!

揚げたてのポテト

今回は、テンプレート機能を応用して「ConoHa for GAME」でMODサーバーとプラグインサーバーの立て方を分かりやすく紹介したいと思います!

当記事では、「ConoHa for GAME」でマインクラフトのMODサーバー(Forge/Fabric対応)プラグインサーバー(SpigotMC/PaperMC対応)の立て方を解説していきます。

なるべく理解できるように画像付きで解説していくので、記事を見ながら安心して立てられます。

この記事を書いた人

揚げたてのポテト

  • 当サイト「揚げポテほかほかクラフト」の管理人
  • Minecraft歴10年以上|サーバー運用10年以上
  • 見やすく、分かりやすくを心掛けて書いています。
目次

MODサーバーとプラグインサーバーの違い

簡単に、MODサーバーとプラグインサーバーの違いについて説明しようと思います。

既になんとなく知ってるよ~って方は飛ばしても構いません。

MODサーバーについて

MOD(モッド)とは、通常存在しないモブやモンスター、アイテム等を追加することができたり、RPGゲームのような大幅なゲームシステム変更ができるようになります。

MODで遊ぶときは、主にシングルプレイで遊ぶことが多いと思いますが、複数のプレイヤーと一緒に遊べるマルチプレイもできます。

MODサーバーという家に、参加者も同じMODを用意して家に入ると、MOD要素を遊ぶことができます。

プラグインサーバーについて

プラグイン(Plugin)とは、簡単に説明するとマイクラサーバーに様々な要素を追加できる拡張機能のようなモノです。

様々な要素を追加できるといっても、MODのように新しいブロックやアイテム、モブなどの追加はできず、既存の要素をもとに変更する形になります。

例えば、サーバーに参加すると「○○さん、こんにちわ!」と自動で挨拶されたり、階段ブロックに椅子のように座るアクションができるといったことです。

プラグインは、コマンドで不便な所を自動化させて補ったり、コマンドで不可能なことをプラグインで可能にすることができます。

そのため、プラグインとMODは異なる存在と思ってもらった方が良いです。

プラグインはどちらかというとコマンドやデータパックに近いです。

プラグインでできること
プラグインでできないこと
  • 既存ブロックやアイテム、モブ等の操作やアクションを変更する
  • インベントリのアクションの変更
  • 新しいコマンドの追加
  • 地形や建築物の生成
  • ワールドの管理、保護
  • 新しいブロックやアイテム、モブの追加
  • インベントリのGUIの変更
揚げたてのポテト

上記のプラグインでできないことはMODであれば全てできます。

MODサーバーは家と参加者の両方にMODを持っている必要がありますが、

プラグインサーバーは、参加者がそのまま家に入ると、プラグイン要素を遊べるという特徴があります。

ポテコちゃん

あれ?プラグインは参加者に入れなくてもいいんだね?

揚げたてのポテト

そうです。MODとプラグインの大きな違いは、MODはサーバーとクライアント(参加者)に導入しないと適用されませんが、プラグインはサーバーのみで要素を適用できます。

MODサーバーとプラグインサーバーの種類

MODサーバーやプラグインサーバーと言っても、1種類だけではなく、いくつかの種類が存在しています。

サーバー名種類説明
ForgeMOD一般的なMODサーバーで多くのMODに対応している
FabricMOD一部のMODに対応している
SpigotMCプラグイン大人数で遊ぶ目的でCraftBukkitを改良したサーバー
PaperMCプラグインSpigotMCを改良して更に軽量化したサーバー
MohistMCMOD+プラグインMODとプラグインの両方を導入できるサーバー

他にも様々な種類はありますが、今回は有名なサーバー種類を挙げました。

当記事では、MODサーバーの「Forge/Fabric」とプラグインサーバーの「SpigotMC/PaperMC」の立て方について紹介していきます。

MohistMCや他のBungeeCord等もプラグインサーバーの立て方と同じ手順で立てられますよ

マイクラサーバーの必要スペック

マイクラサーバーで快適に遊びたい場合は、最低限のサーバースペックが必要です。基本的には、サーバーに接続するプレイヤー数に応じて「メモリ数」を考える必要があります。

また、MODやプラグインを導入する場合は、よりサーバーに負荷が掛かりやすくなるので、更にスペックが必要になります。

仮にサーバースペックが足りていないと、プレイヤーやモブの動きがカクついたり、正常に動作しなかったりと楽しく遊べなくなるので、しっかりとしたスペックを用意する事をおすすめします。

プレイヤー数おすすめスペック(バニラ)おすすめスペック(MOD/プラグイン)
1~5人メモリ4GBメモリ8GB
6~10人メモリ4GBメモリ8GB
15人以上メモリ8GBメモリ16GB
揚げたてのポテト

MODやプラグインサーバーは、バニラサーバーのスペックから約2倍のスペックで考えた方が良いです。

また、マルチサーバーは、24時間365日でサーバー起動されていることが好まれます。

それを踏まえると個人サーバーで立てるより、圧倒的にレンタルサーバーの方がサーバー費用や電気代などが抑えられるため、コスパが良くおすすめです。

国内では、数々のレンタルサーバーが存在しますが、筆者がおすすめしたいのは「ConoHa for GAME」でマイクラサーバーを立てましょう!

なぜ、「ConoHa for GAME」がおすすめなのか?

ConoHa for GAMEは「初心者にやさしい」と有名なレンタルサーバーです。

全プランでSSDを採用している点やゲーム用の「テンプレート機能」が実装されており、難しい操作が一切不要でマイクラサーバーを立てられます。

\当サイトが厳選したゲーム向けレンタルサーバー/

スクロールできます
ConoHa for GAME公式サイトのトップページ
ConoHa for GAME
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マイクラサーバーを契約するだけですぐ遊べる
1ヶ月以上利用する方は長期割引パスがおトク
国内トップの知名度だから安心して使える

4GBプラン:月額1,598円/8GBプラン:月額2,678円
※上記料金は割引キャンペーン適用済み(12月11日まで)
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マイクラサーバーがたった3ステップですぐ遊べる
お手頃価格だから高スペックでも長期で利用できる
国内トップ級のサーバー高性能&高速回線を採用

4GBプラン:月額1,500円/8GBプラン:月額3,000円
Xserver VPS公式サイトのトップページ
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マイクラサーバーを契約するだけですぐ遊べる
国内トップ級のサーバー高性能&高速回線を採用
初めての方でも直感的な操作で分かりやすい


4GBプラン:月額2,200円/8GBプラン:月額4,400円

ConoHaアカウントを作成する

それでは早速、サーバーを立てたいところですが、ConoHa for GAMEを利用するには、まずConoHaアカウントの作成が必要です。

既にConoHaアカウントをお持ちの方も、後半でConoHa for GAMEの契約するのでそのままご覧ください。

STEP
お申し込みページを開く

以下のリンクよりConoHa for GAMEの公式サイトを開き、お申し込みページに移動してください。

STEP
メールアドレスとパスワードを入力

ConoHaアカウントを作成するために、「メールアドレス」と「パスワード」を入力します。

パスワードは英大文字と英小文字、数字の最低1文字以上を入れる必要があります。

パスワードは重要になるので、しっかりとしたパスワードを入力しましょう。

今後、ConoHaにログインするにはメールアドレスとパスワードが必要になるので、アカウント作成時にメモすることをおすすめします!

メールアドレスとパスワードの入力ができたら「次へ」をクリックしてください。

既にConoHaアカウントをお持ちの方は、右側のログイン情報を入力してログインしてください。

STEP
個人情報の入力

次にConoHaアカウント作成に必要な個人情報を入力します。主に必要項目を入力しましょう。

入力できたら先程と同じように右側の「次へ」をクリックします。

STEP
電話/SMS認証を行う

次は本人認証が必要となります。

電話番号を入力してメッセージ(SMS認証)もしくは電話音声(電話認証)を選択します。

認証方法説明
SMS認証【おすすめ】スマホ等に認証コードのメッセージが届き入力するだけ
音声通話認証(電話認証)電話に出る必要があり、認証コードが分かるまで時間が掛かる
揚げたてのポテト

おすすめはSMS認証です!

電話番号を入力して「SMS認証」をすると、スマホ等のメッセージに認証コードが届くので認証コードを入力して「送信」をクリックしてください。

STEP
お支払い方法を選択

本人認証が完了すると、事前にお支払い情報を入力する必要があります。

お支払い方法は様々対応しているので、クレジットカードをお持ちではない方でも利用できます!

お支払方法は「クレジットカード」・「ConoHaチャージ」の2つです。

クレジットカードを登録しておくと、翌月から自動引き落としになるので払い忘れが無くなるのでおすすめです。

中にはクレジットカードをお持ちになってない方もいると思います。

揚げたてのポテト

そんな方はConoHaチャージをおすすめします!

ConoHaチャージとは?

ConoHaチャージは、事前にチャージ(入金)した金額分のみサービスのご利用が可能な、プリペイド形式のお支払い方法です。

クレジットカードの他、PayPalやAmazon Pay、コンビニ決済、銀行決済(ペイジー)に対応しています。

STEP
イメージタイプの選択

次に、どのゲームサーバーを立てるかをイメージタイプの中から選びます。

MODサーバーとプラグインサーバーを立てたい方は「Minecraft Java版」を選択してください。

イメージタイプ「Minecraft Forge」は一部バージョンのみ対応なので、当記事では「Minecraft Forge」を使わずに全バージョンに対応したサーバーの立て方で紹介していきます。

イメージタイプを選べたら「次へ」をクリックします。

Minecraft Forgeの一部バージョンで大丈夫!という方は以下の記事の方が早く立てられます。

STEP
料金タイプと料金プランを選択

料金タイプの選択

長期割引パスとは1ヶ月以上まとめて購入すると、ひと月あたりの割引率がアップします。

1ヶ月以内しか利用しない方は「時間課金」を選択した方が、長期割引パスよりおトクになる時もあります。

長期割引パスについては以下の表を参考にしてください。

\割引率は毎月コロコロ変わるので公式サイトをチェック/

長期割引パス
12月11日まで
4GBプラン8GBプラン16GBプラン
時間課金3,969円/月
割引なし
8,083円/月
割引なし
15,730円/月
割引なし
1ヶ月1,598円/月
59%OFF
2,678円/月
66%OFF
4,386円/月
72%OFF
3ヶ月1,428円/月
64%OFF
2,358円/月
70%OFF
3,858円/月
75%OFF
6ヶ月1,363円/月
65%OFF
2,251円/月
72%OFF
3,682円/月
76%OFF
12ヶ月1,146円/月
71%OFF
1,975円/月
75%OFF
3,506円/月
77%OFF
2024年11月13日時点

例:4GBプラン(月額料金3,969円)

長期割引パス
3ヶ月適用した場合
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料金プランの選択

料金プランは、マイクラサーバーの参加人数に応じて選択してください。

4人以下で遊ぼうと1GBプランや2GBプランを契約してしまうとカクカクになり快適に遊ぶことができません!

推奨プレイヤー数5人以下10~20人前後20人以上
プラン名4GBプラン8GBプラン16GBプラン
CPU4コア6コア8コア
容量100GB100GB100GB
当サイトの独自検証によるプラン表

なお、推奨プレイヤー数はあくまで目安です。

大量のMODやプラグインを導入するとサーバーが重くなる場合があります。大量に導入する予定のある方は、参加人数が少なくとも8GBプランが安定して快適に遊べるかと思います。

STEP
rootパスワードの設定/ネームタグの設定

rootパスワードは、サーバーを管理する時に必要になります。

英大文字、英小文字、数字、記号をそれぞれ含めて設定する必要があります。

記号「”」、「’」、「;」はrootパスワードに入れないようにしてください。

入力したrootパスワードは忘れないように必ず控えておいてください。

rootパスワードとネームタグまで入力できたら右側の「次へ」で次のステップへ進みます。

STEP
サーバープランのお申し込み

お支払方法の選択と入力が完了したら下の「お申し込み」ボタンをクリックしてください。

お申し込みするとすぐにマイクラサーバーの自動構築が始まります。

STEP
完了

サーバーリストのステータスが起動中になったらマイクラサーバーの立ち上げが完了したという合図です。

「構築中」が10分以上続いたら、ページ更新をすると「起動中」に変わると思います。

Javaをインストール/切り替え

現在のサーバーは「Java21」がインストールされていて、Java21はマイクラバージョン1.20.5以降で推奨されています。

他のバージョンで遊びたい時は、それぞれに対応したJavaバージョンに切り替える必要があります。

マイクラバージョン推奨Javaバージョンインストールコマンド
1.7.10~1.16.5Java8既にインストール済
apt install openjdk-8-jdk -y
1.17~1.17.1Java16apt install openjdk-16-jdk -y
1.18~1.20.4Java17既にインストール済
apt install openjdk-17-jdk -y
1.20.5~Java21既にインストール済
apt install openjdk-21-jdk -y

次にJavaバージョンの切替方法の説明になります

サーバー再構築をしたことがある方は、再構築で「Minecraft Java版」と「manager-x86_64」にした状態で以下の手順を進めてください。

STEP
ConoHaコントロールパネルを開く

ネームタグをクリックしてConoHaコントロールパネルを開きます。

STEP
コンソールを開く

操作パネルがあると思いますがその中の「コンソール」をクリックして開きます。

STEP
コンソール画面でサーバーに接続する

黒い画面(コンソール画面)が表示されると思います。

サーバーに接続するために、Enterキーを押してログインの入力モードに切り替えます。

次にloginにrootを入力して実行、Passwordは契約時に設定した「rootパスワード」を入力して実行します。

Passwordは非表示で入力されるため1文字1文字を慎重に入力しましょう。

STEP
Javaをインストール(マイクラ1.17~1.17.1のみ)

STEP4はマイクラバージョン1.17~1.17.1でサーバーを立てたい方のみ行ってください。それ以外の方は次のSTEP5に進んでください。

マイクラ1.17~1.17.1に必要な「Java16」をインストールするので、以下のコマンドをコンソール画面に直接入力するか、テキスト送信機能を使ってコピペしましょう。

apt install openjdk-16-jdk -y

コマンドを実行(Enterキー)するとインストールが始まるので完了するまで放置してください。

root@vm-XXXXXXX:~#の入力画面に戻ったらインストール完了です。

STEP
Javaバージョンの切り替え

最後にサーバーに適用するためにJavaバージョンの切り替えを行います。

以下は、指定するJavaバージョンへ切り替えするコマンドです。同じように入力するか貼り付けをしてください。

update-alternatives --set java /usr/lib/jvm/java-17-openjdk-amd64/bin/java

1.20.5以降は初期設定でJava21になっているので変更する必要はありません。

コマンドを実行後に「update-alternatives: using /usr/lib/jvm/java-openjdk-amd64/bin/java to provide /usr/bin/java (java) in manual mode」のようなメッセージが表示されれば、Javaバージョンの切り替えが完了です。

揚げたてのポテト

心配な方はjava -versionコマンドを実行すると現在のJavaバージョンが分かります。

マイクラサーバーを作成してみよう

ようやくマイクラサーバーを立てる準備が整ったので、ここからはマイクラのMODサーバーまたはプラグインサーバーを立てていきたいと思います。

セキュリティグループの追加

初期設定では、セキュリティの関係でVPSに接続できないようになっています。

そのため、セキュリティグループを追加する必要があります。

ネームタグ→ConoHaコントロールパネルからネットワーク情報を開き、セキュリティグループの「+」をクリックすると「IPv4v6-SSH」があるので、選択して「保存」して完了です。

もし、「IPv4v6-Minecraft」が無い場合は、「IPv4v6-Minecraft」も追加してください。

IPv4v6-Minecraftは絶対に削除しないでください。(マイクラサーバーに接続できなくなる)

SSHサーバーを起動する

この後にFTPソフトを使ってVPSに接続するのですが、このままだと接続することができません。

管理画面(旧 Minecraft管理)からSSHサーバーを起動する必要があります。

コントロールパネルから「管理画面」をクリックします。

次にログイン画面になるので、ユーザー名に「root」、パスワードに「サーバー追加時に設定したrootパスワード」を入力してください。入力できたら「ログイン」をクリックします。

サーバー契約直後だと、すぐに管理画面を開けないことがあるので、「サイトにアクセスできない」と表示されたら、少し待ってから開いてみましょう。

最後にサーバー設定のSSHサーバーを「起動」に変更したら完了です。

揚げたてのポテト

忘れがちの設定なので忘れずに行いましょう!

FTPソフトを使ってVPSに接続する

「FTPソフト」と呼ばれるパソコンとレンタルサーバー(VPS)同士のファイルやフォルダ等を繋げるソフトを使って、マイクラサーバーに必要なフォルダ等をVPSにアップロードしていきます。

WinSCP(Win対応)またはCyberduck(Win・Mac対応)をパソコンにインストールしてください。

揚げたてのポテト

当記事では「WinSCP」を使って進めていきます。

FTPソフトは安全?

ファイル共有(転送)をする時に対象ファイルを暗号化させて送るので、転送中にファイルの中身が読み取られ悪用される心配が無いので、セキュリティ的に安全に使えます。

STEP
WinSCPを起動する

WinSCPを起動して、左上の「新しいセッション」をクリックします。

STEP
VPSの接続情報を入力する

次に、ConoHa for GAMEへログインするために必要な情報を入力していきます。

名前説明
ホスト名ConoHa for GAME(VPS)のIPアドレスを入力
ポート番号ここは「22」で変更しない
ユーザ名ユーザ名は「root」で入力
パスワードサーバー追加時に設定した「rootパスワード」を入力

接続情報の入力ができたら「保存」をクリックしましょう。(次回以降の入力が省略できる)

保存できたら「ログイン」をクリックして、VPSに接続できます。

ログイン後に警告メッセージが出た場合

もし、このようなメッセージが表示されたら「はい」を選択してください。

以下の画面に切り替われば、VPSに接続完了しました。

真ん中から左側はご自身のパソコンのフォルダデータで、右側はVPSのフォルダデータになります。

STEP
不要な設定ファイルを削除する(初回のみ)

サーバー再構築を行った初回に限り、不要な設定ファイルを削除する必要があります。

この操作は必ず行ってください。(サーバーが立てられない原因になる)

右上の「フォルダマーク」を選択して、以下のファイルパスを入力し「開く」を選択します。

/etc/systemd/system

開いたフォルダの中にminecraft-server.serviceminecraft-manager.serviceの2ファイルがあるのでこれらを削除してください。(選択して右クリックから削除できる)

STEP
サーバーを再起動する

不要な設定ファイルを削除したことにより、これを反映させたいので一度、サーバー再起動を行ってください。これで不要な設定ファイルの削除は完了です。

再起動が完了したら次のステップへ進んでください。

STEP
「minecraft_server」フォルダを開く

次にマイクラサーバーがあるminecraft_serverフォルダを開くために「フォルダマーク」をクリックします。

「ディレクトリを開く」という小さなウィンドウが開くと思うので、入力欄に以下のフォルダパス(ディレクトリパス)を入力します。

/opt/minecraft_server

入力できたら「開く」をクリックしてください。

これでminecraft_serverフォルダを開くことができました。

基本的にこのフォルダ以外を開くことは無いのでこの操作を覚えてください。


次は、MODサーバーまたはプラグインサーバーの立て方に入っていきます。

それぞれ立て方が異なるので、前半は「MODサーバーの立て方」を紹介して、後半に「プラグインサーバーの立て方」を紹介する2本立てでお送りします。

\それぞれのリンクをクリックするとページ移動できます/

揚げたてのポテト

プラグインサーバーを立てたい方はスクロールするのが大変だと思うので、こういうのを用意してみました。

ポテコちゃん

ありがとう!
スクロールするのって地味に指に来るからね。

MODサーバーの立て方【Forge/Fabric対応】

ConoHa for GAMEの下準備が完了したので、MODサーバーを作成していきます。

VPSを初めて触る方でも打ち込むコマンドを少なく、簡単にMODサーバーを立てられる方法を考えたので、当記事ではそちらの立て方を採用していきます!

ちなみに今回は有名な「黄昏の森(The Twilight Forest)」MODの1.19.2を例に立てていこうと思います!

揚げたてのポテト

他のバージョンやMODでも同じ手順なので安心してください。
手順通りで進めれば10~15分ほどで立てられると思います!

ForgeまたはFabricとMODを用意する

はじめに、前提MODの「Forge」または「Fabric」と導入したい「MOD」を用意します。

当記事ではForgeを例にして進めていきますが、Fabricも同じように進めてください。

ForgeとFabricの両方を同時に前提MODとして使えないので、導入したいMODに対応した方を前提MODを選びましょう。

\導入したい前提MODを選択/

こちらは「Forge」を前提MODで導入したい方向けです。

STEP
Forgeのダウンロード

Forge公式サイトよりMODサーバーのバージョンに合わせてダウンロードします。

Forge公式サイトを開き、左上のMinecraft Versionの中にダウンロードしたいバージョンをクリックします。

次に、真ん中に表示された「Download Latest」の「Installer」をクリックします。

Forgeのダウンロードページに移動しますが、右上に5秒間のカウントダウンが始まります。

カウントダウンが0秒になると、「SKIP」ボタンが表示されるのでクリックするとダウンロードができます。

STEP
Forgeのインストール

次に、ダウンロードしたForgeをインストールして、サーバー用のForgeを入手します。

  1. Forgeのインストーラーをダブルクリックして起動します。
  2. 「Install server」を選択します。
  3. 「…」を選択して、インストール先を指定します。(分かりやすいようにインストーラーがあるフォルダが良いです)

シングルプレイで遊ぶときは、Install clientを選択するがサーバー用は「Install server」です。

①~③を選択できたら「OK」をクリックします。

すぐにインストールが開始されるので「Complete」と表示されるまで待ちます。

黒い画面が一瞬表示されるだけで開けない場合の対処法

Javaのバージョンやパソコン環境によって、ダブルクリックだけだと開けない場合があります。他にも開く方法としてバッチファイルを利用した開き方があるので紹介します。

フォルダ内で右クリックし、「新規作成」→「メモ帳」を選択します。

メモ帳の名前は分かりやすい名前で問題ありません。

メモ帳の中身を以下のコードにしてください。

@echo off
java -jar ここにForgeの名前を入力.jar nogui
pause

ダウンロードしたForgeを右クリック「名前を変更」から名前のコピーができます。

次に「名前を付けて保存」を選択し、
ファイル名を「○○.bat」、ファイルの種類「すべてのファイル」に変更してから「保存」してください。

これでバッチファイルの作成は完了です。あとは作成したバッチファイルをダブルクリックして起動させると、Forgeのインストールが出来るようになります。

インストール後は、「forgeインストール用」は不要になるので削除しても構いません。

STEP
Forgeのインストール完了

以下の画面が表示されたらインストール完了したという合図です。

MODを入手しよう

次に、MODサーバーに導入したいMODを入手しましょう。

当記事では、黄昏の森MOD(Forge対応)を導入していくので、他のMODを導入したい方は、各自でMODを用意してください。

黄昏の森(The Twilight Forest)のダウンロード方法

黄昏の森(The Twilight Forest)ダウンロードページを以下より開きます。

色々なバージョンが表示されるので導入したいバージョンをダウンロードします。

Typeは「B」より「R」の方が安定しているので「R」を選ぶようにしましょう。「R」が無ければ「B」でも問題ないです。

ページ移動したら、5秒間のカウントダウンが始まります。0秒になると自動的にダウンロードが開始されて完了となります。

これで黄昏の森MODのダウンロード完了です。

ForgeとMODのダウンロードが完了するとこのようなファイルになると思います。

Fabricの方は、jarファイルのみになっています。

\バージョンを選んでね/

この中の「forge-X.X.X-installer」、「installer」、「run.bat(バッチファイル)」は不要なので削除します。

「run.sh(Shell Script)」は必要なので削除しない

削除しなくてもいいですが、MODサーバー作成時に紛らわしくなるので削除をおすすめします。

FTPソフトを通して必要フォルダ等をVPSに導入する

それではFTPソフトを通して、ConoHa for GAMEの「minecraft_server」フォルダに先程ダウンロードしたフォルダ等を導入していきます。

左側の「フォルダマーク」を選択します。

ディレクトリを開くの「参照」をクリックして、ForgeまたはFabricやMODがあるフォルダを指定します。

Forge1.17.1からForgeサーバーの立て方が若干変わったため、「1.17.1~」と「1.7.10~1.16.5」で立て方を分けています。対象バージョンのタブを以下より選択してご覧ください。

Fabricサーバーを立てたい方は、バージョン1.7.10~1.16.5をご参考ください。

\バージョンを選んでね/

フォルダを開くことができたら、「libraries」、「run.sh」、「user_jvm_args」、「mod」の4つをminecraft_serverフォルダにドラッグ&ドロップしましょう。

もし、「上書きしますか?」と表示されたら「▼」→「すべてはい」で必ず上書きするようにしてください。

最後に、最新版で生成されたワールドデータをそのまま使うと、エラーになりやすいため、ここで「world」というデータを削除します。

揚げたてのポテト

はい!これでMODサーバーの作成完了です。

ポテコちゃん

え、これだけ?
ダウンロードしたフォルダを入れただけだよ!?

揚げたてのポテト

そうですね。
あとはMODサーバーを起動していくつかやる事があるくらいです!

VPSに接続する

ここまでお疲れ様でした。

それでは、作成したMODサーバーをきちんと起動できるか確認してみましょう。

MODサーバーを起動するには、ConoHa for GAMEに接続する必要があり、今回はWindowsパソコンに標準搭載の「Windows PowerShell」からVPSに接続していきたいと思います。(コマンドプロンプトでも接続できます)

Macパソコンの方は「ターミナル」を開いてください。(大体操作は同じ)

STEP
Windows PowerShellを開く

Windows PowerShellを開きたいと思うので左下の「Windowsマーク」をクリックします。

アルファベット順に並んでいるアプリケーションの中から「Windows PowerShell」を探して開きます。

今後、よく使うのでマウスでドラッグしてデスクトップに貼っておくと使いたい時にすぐ使えます。

STEP
Windows PowerShellからVPSに接続する

接続するにはVPSのIPアドレスが必要なので、先程の画面から「IPアドレス」をコピーします。

Windows PowerShellにVPSに接続する以下のコマンドを入力し、Enterキーで実行します。

ただし「123.456.78.9」部分は、VPSのIPアドレスに置き換えて入力してください。

 ssh root@123.456.78.9

実行した時に「Are you sure you want to continue connecting (yes/no/[fingerprint])?」と聞かれたら「yes」を入力し、Enterキーで実行してください。

次に以下の画面になると思いますが、こちらはVPS接続に必要な「rootパスワード」の入力を求められています。

rootパスワードはサーバープランを申し込む時に決めているので、それを入力して実行します。

入力した文字は非表示なので1文字1文字を慎重入力しましょう。

STEP
接続完了

おそらく以下の画面に切り替わるのでこのような画面になればVPSの接続完了です。

これからこの画面を使って、マイクラサーバーを起動する等の操作を行います。

この画面でコピペするには、ショートカットの「Ctrl+C」や「Ctrl+V」が使えないので、貼り付ける時は、画面内で「右クリック」すると貼り付け(ペースト)ができるのでコマンド入力に活用してください。(コピーは別の方法です)

揚げたてのポテト

簡単にVPS接続できましたね!

ポテコちゃん

たまにコマンドプロンプトやWindows PowerShellの名前を見ることはあったけど、こういう使い方だったのね!

MODサーバーを起動する

いよいよMODサーバーを起動していきたいと思います。

STEP
minecraft_serverフォルダを開く

先程の「minecraft_server」フォルダを開きたいと思います。

以下のコマンドを実行して、minecraft_serverフォルダに移動したいと思います。

cd /opt/minecraft_server

[root@123-456-78-9 minecraft_server]となったらフォルダは開けました。

STEP
MODサーバーを起動する

それでは、以下のコマンドを実行してMODサーバーを起動してみましょう。

sh run.sh

sh run.shは、マイクラサーバーの起動コマンドなので覚えておきましょう。

「Done (XXXs)! For help, type “help”」と表示されたら正常にサーバー起動完了という合図です。

サーバーを閉じるにはstopとコマンド実行するとサーバーが閉じます。

これでサーバー起動完了したのでマイクラサーバーに接続できます。

ですが、MODをサーバーに導入してないのでマイクラサーバーに接続するのはそれからにしましょう。

ポテコちゃん

あともう少し!

STEP
MODを導入する

MODを導入するには、サーバーを停止してから導入する必要があるので、stopコマンドを実行してください。

WinSCPでMODを「mods」フォルダにドラッグ&ドロップで入れます。

念のため、modsフォルダを開いて確認してみましょう。

揚げたてのポテト

きちんと入っていますね、これでMOD導入は完了です。

複数のMODを入れたい場合

複数のMODを入れたい場合は、一度に複数のMODを入れるのではなく、1個ずつMODを足しながら確認を行いましょう。(MOD競合で起動できない場合がある)

例えば、AのMODを導入したらサーバー起動し問題なければ、BのMODを導入し再度サーバー起動して問題なければ、CのMODを導入する・・・という事です。

エラーが発生した場合は、導入MODの中で競合が発生している可能性があります。

STEP
MODサーバーを起動する(2回目)

それでは、2回目のMODサーバーを起動させましょう。

ポテコちゃん

ん、最初からMOD導入した方が手順少なくない?

揚げたてのポテト

それでも良いのですが起動できなかった時に、どこの手順で間違えたか分かりやすくするために、あえて起動を分けて行っています。

MOD導入後も正常にサーバー起動をすることができました!

2回目以降にマイクラサーバーを起動する手順

Windows PowerShellを閉じてしまった時に2回目以降にマイクラサーバーを起動する手順をまとめました。

  1. Windows PowerShellを起動する
  2. ssh root@123.456.78.9を実行する(IPアドレスは書き換える)
  3. cd /opt/minecraft_serverを実行する
  4. sh run.shを実行する

※screenを使っている方は、5.としてscreen -r minecraftを実行する

クライアントMODとサーバーMODについて

MODサーバーでは、クライアント側にも同じMODを導入した状態で接続する必要があります。

ポテコちゃん

うん?どういうこと?

揚げたてのポテト

例えば、MODサーバーに黄昏の森MODを入れたら、サーバーに接続する人(クライアント)も同じ黄昏の森MODを入れないと接続できないのです。

また、MODの種類には、クライアントMOD(シングルプレイ用)とサーバーMOD(マルチプレイ用)の2種類に分かれています。

  • クライアントMOD:サーバーに未対応でクライアントのみ導入できるMOD
  • サーバーMOD:クライアントとサーバーのどちらも対応したMOD

そのため、サーバーに対応していないMODを導入してしまうと、サーバーが正常に起動しない場合があるのでご注意ください。

クライアントのみ対応MOD
クライアントとサーバー対応MOD
  • Optifine
  • ReplayMod
  • MiniMap(ミニマップ系)
  • TooManyItems
  • ステータス表示系MOD
  • 日本語MOD
  • 影MOD(シェーダー)
  • 黄昏の森(The Twilight Forest)
  • 乗り物系MOD
  • 一括破壊系MOD
  • ダンジョン、モブ追加系MOD

他にも対応しているMODとしてないMODがあるので、分からない時はネット検索をすると対応有無が書かれているので参考にしましょう。

MODサーバーに接続する

それでは、マインクラフトを立ち上げて「マルチプレイ」でサーバーに接続してみましょう!

サーバーに接続する際はクライアント(接続する人)もMODサーバーと同じMODを導入している必要があります。

既にクライアントに同じMODを導入していることを前提で進めていきます。

「マルチプレイ」をクリックします。

次に「ダイレクト接続」をクリックします。

ConoHa for GAMEのIPアドレスを入力して、「サーバーに接続」をクリックします。

するとサーバーに接続することができました!

MOD要素も問題なく反映されていることを確認できました!

黄昏の森へのゲート
黄昏の森の世界

お疲れ様でした!これでMODサーバーの立て方は以上になります!

現時点では、Windows PowerShellを閉じるとマイクラサーバーも停止されるようになっているため、Windows PowerShellを閉じても24時間365日、サーバー停止されないようにしたい!という方はよくある質問をご覧ください。

プラグインサーバーの立て方【SpigotMC/PaperMC対応】

ConoHa for GAMEの下準備が完了したので、プラグインサーバーを作成していきます。

VPSを初めて触る方でも打ち込むコマンドを少なく、簡単にプラグインサーバーを立てられる方法を考えたので、当記事ではそちらの立て方を採用していきます!

ちなみに今回は、PaperMCの1.19.3を例にして立てていこうと思います!

揚げたてのポテト

他のバージョンでも同じ手順なので安心してください。
手順通り進めれば10~15分ほどで立てられると思います!

SpigotMCまたはPaperMCを用意する

はじめに、プラグインサーバーを立てるのに必要な「SpigotMC」または「PaperMC」を用意します。

ポテコちゃん

SpigotMCとPaperMCの違いって何?

SpigotMCとは

SpigotMCはCraftBukkitから派生したサーバーになります。

以前までCraftBukkitが主流のプラグインサーバーでしたが、SpigotMCの方がサーバー動作が軽く、パフォーマンスが向上する等の理由から主流が変わりました。

今ではプラグインもSpigotMCベースで開発されているためCraftBukkitはおすすめしません。

PaperMCとは

PaperMCはSpigotMCから派生したサーバーになります。

要するにSpigotMCを更に軽く改善させたサーバーです。とてもパフォーマンス的に良いのでおすすめです。

有名なプラグインで「WorldEdit」ってありますよね、そのWorldEditがPaperMCは軽いからぜひ使って!っておすすめしてるくらい大手サーバーでも採用されています。

ポテコちゃん

ほえ~プラグインサーバーでも色々あるんだね?
ポテトくんはどっちがおすすめ?

揚げたてのポテト

個人的にはサーバー動作が最も軽く、ダウンロードが簡単な「PaperMC」をおすすめします!

\導入したいプラグインサーバーを選択/

こちらは「PaperMC」を導入したい方向けです。

PaperMC公式サイトよりプラグインサーバーのバージョンに合わせてダウンロードします。

公式サイトを開き、左側の「青ボタン」をクリックするとダウンロードが開始されます。

基本的に最新版である#の大きい数字を選んでください。

これでダウンロード完了です。

最新バージョン以外をダウンロードしたい場合

PaperMCは対応バージョンしか掲載されていません。

既にサポートが終了した他のバージョンを入手したい方は以下よりダウンロードしてください。

他のバージョンを入手する

ダウンロードしたいバージョンを選んで「DOWNLOAD ANYWAY」を選択します。

FTPソフトを通して必要フォルダ等をVPSに導入する

それではFTPソフトを通して、ConoHa for GAMEの「minecraft_server」フォルダに先程ダウンロードしたjarファイルを導入していきます。

左側の「フォルダマーク」を選択します。

ディレクトリを開くの「参照」をクリックして、ダウンロードしたjarファイルがあるフォルダを指定します。

これでプラグインサーバーのjarファイルがあるフォルダを開けました。

最新版で生成されたワールドデータをそのまま使うと、エラーになりやすいため、ここで「world」というデータを削除します。

フォルダを開くことができたら、「jarファイル」をminecraft_serverフォルダにドラッグ&ドロップしましょう。

次にプラグインサーバーを起動させるファイルを作成していきます。

右上の「新規」→「ファイル」の順番に選択し、ファイル名を入力に「run.sh」で「OK」を選択します。

するとメモ帳が開くと思うので、以下のコードを入力もしくはコピペしてください。

java -server -jar jarファイル.jar

jarファイルには、PaperMCまたはSpigotMCのjarファイル名に合わせて変更してください。

コード入力ができたら上書き保存して閉じて問題ありません。

揚げたてのポテト

はい!これでプラグインサーバーの作成完了です。

ポテコちゃん

え、これだけ?
ダウンロードしたフォルダを入れただけだよ!?

揚げたてのポテト

そうですね。
あとはプラグインサーバーを起動していくつかやる事があるくらいです!

VPSに接続する

ここまでお疲れ様でした。

それでは、作成したプラグインサーバーをきちんと起動できるか確認してみましょう。

サーバーを起動するには、ConoHa for GAMEに接続する必要があり、今回はWindowsパソコンに標準搭載の「Windows PowerShell」からVPSに接続していきたいと思います。(コマンドプロンプトでも接続できます)

Macパソコンの方は「ターミナル」を開いてください。(大体操作は同じ)

STEP
Windows PowerShellを開く

Windows PowerShellを開きたいと思うので左下の「Windowsマーク」をクリックします。

アルファベット順に並んでいるアプリケーションの中から「Windows PowerShell」を探して開きます。

今後、よく使うのでマウスでドラッグしてデスクトップに貼っておくと使いたい時にすぐ使えます。

STEP
Windows PowerShellからVPSに接続する

接続するにはVPSのIPアドレスが必要なので、先程の画面から「IPアドレス」をコピーします。

Windows PowerShellにVPSに接続する以下のコマンドを入力し、Enterキーで実行します。

ただし「123.456.78.9」部分は、VPSのIPアドレスに置き換えて入力してください。

 ssh root@123.456.78.9

実行した時に「Are you sure you want to continue connecting (yes/no/[fingerprint])?」と聞かれたら「yes」を入力し、Enterキーで実行してください。

次に以下の画面になると思いますが、こちらはVPS接続に必要な「rootパスワード」の入力を求められています。

rootパスワードはサーバープランを申し込む時に決めているので、それを入力して実行します。

入力した文字は非表示なので1文字1文字を慎重入力しましょう。

STEP
接続完了

おそらく以下の画面に切り替わるのでこのような画面になればVPSの接続完了です。

これからこの画面を使って、マイクラサーバーを起動する等の操作を行います。

この画面でコピペするには、ショートカットの「Ctrl+C」や「Ctrl+V」が使えないので、貼り付ける時は、画面内で「右クリック」すると貼り付け(ペースト)ができるのでコマンド入力に活用してください。(コピーは別の方法です)

揚げたてのポテト

簡単にVPS接続できましたね!

ポテコちゃん

たまにコマンドプロンプトやWindows PowerShellの名前を見ることはあったけど、こういう使い方だったのね!

プラグインサーバーを起動する

いよいよMODサーバーを起動していきたいと思います。

STEP
minecraft_serverフォルダを開く

先程の「minecraft_server」フォルダを開きたいと思います。

以下のコマンドを実行して、minecraft_serverフォルダに移動したいと思います。

cd /opt/minecraft_server

[root@123-456-78-9 minecraft_server]となったらフォルダは開けました。

STEP
プラグインサーバーを起動する

それでは、以下のコマンドを実行してプラグインサーバーを起動してみましょう。

sh run.sh

sh run.shは、マイクラサーバーの起動コマンドなので覚えておきましょう。

「Done (XXXs)! For help, type “help”」と表示されたら正常にサーバー起動完了という合図です。

サーバーを閉じるにはstopとコマンド実行するとサーバーが閉じます。

これでサーバー起動完了したのでマイクラサーバーに接続できます。

ですが、プラグインをサーバーに導入してないのでマイクラサーバーに接続するのはそれからにしましょう。

ポテコちゃん

あともう少し!

STEP
プラグインを導入する

プラグインを導入するには、サーバーを停止してから導入する必要があるので、stopコマンドを実行してください。

WinSCPを開いて、プラグインを「plugins」フォルダにドラッグ&ドロップで入れます。

今回は、冒頭で例に出した階段ブロックに座れるプラグインを入れてみます。

確認のために、pluginsフォルダを開いて確認してみましょう。

揚げたてのポテト

きちんと入っていますね、これでプラグイン導入は完了です。

STEP
プラグインサーバーを起動する(2回目)

それでは、2回目のプラグインサーバーを起動させましょう。

ポテコちゃん

ん、最初からプラグイン導入した方が手順少なくない?

揚げたてのポテト

それでも良いのですが起動できなかった時に、どこの手順で間違えたか分かりやすくするために、あえて起動を分けて行っています。

プラグイン導入後も正常にサーバー起動をすることができました!

2回目以降にマイクラサーバーを起動する手順

Windows PowerShellを閉じてしまった時に2回目以降にマイクラサーバーを起動する手順をまとめました。

  1. Windows PowerShellを起動する
  2. ssh root@123.456.78.9を実行する(IPアドレスは書き換える)
  3. cd /opt/minecraft_serverを実行する
  4. sh run.shを実行する

※screenを使っている方は、5.としてscreen -r minecraftを実行する

プラグインサーバーに接続する

それでは、サーバーと同じバージョンに合わせてマインクラフトを立ち上げて「マルチプレイ」でサーバーに接続してみましょう!

「マルチプレイ」をクリックします。

次に「ダイレクト接続」をクリックします。

ConoHa for GAMEのIPアドレスを入力して、「サーバーに接続」をクリックします。

するとサーバーに接続することができました!

階段ブロックに座れるプラグインも反映されていることが分かりました!

お疲れ様でした!これでプラグインサーバーの立て方は以上になります!

現時点では、Windows PowerShellを閉じるとマイクラサーバーも停止されるようになっているため、Windows PowerShellを閉じても24時間365日、サーバー停止されないようにしたい!という方はよくある質問をご覧ください。

よくある質問

こんな時はどうすればいいんだろう?という疑問をよくある質問という形式でまとめたのでご覧ください!

Windows PowerShellを閉じてもマイクラサーバーを起動し続けるようにしたい!

可能です。少し説明が長くなるので以下を開いてご覧ください。

24時間365日でマイクラサーバーを起動する方法

minecraft_serverフォルダの中にあるrun.shの記述を少し変える必要があります。

以下の操作はstopでマイクラサーバーを停止してから行ってください!

1.7.10~1.16.5のMODサーバー及びプラグインサーバー

変更前のrun.shの記述は以下のようになっていると思います。

java -server -jar jarファイル.jar

これを先頭にscreen -AmdS minecraftを追加する必要があります。

screen -AmdS minecraft java -server -jar jarファイル.jar

1.17.1~のMODサーバーのみ

変更前のrun.shの記述は以下のようになっていると思います。

java @user_jvm_args.txt @libraries/net/minecraftforge/forge/XXXXXX/unix_args.txt "$@"

これを先頭にscreen -AmdS minecraftを追加する必要があります。

screen -AmdS minecraft java @user_jvm_args.txt @libraries/net/minecraftforge/forge/XXXXXX/unix_args.txt "$@"

追加できたら上書き保存してください。

追加時に「screen」という記述をしたと思うのですが、これは端末に複数の仮想ウィンドウを動作できる(バックグラウンドのような)アプリです。(24時間起動できる)

サーバーの起動方法

サーバーの起動方法が若干変わります。

今まではマイクラサーバーを起動する時にsh start.shコマンドを実行していましたが、これだけだとサーバーログが流れないので、その後にscreen -r minecraftというコマンドを実行してください。

すると、先程と同じサーバーログが表示されると思います。

サーバーを停止せずにサーバーログの切断方法

サーバーを停止しないでサーバーログから切断する方法を説明します。

  1. どこでもいいので画面を1回クリックします。
  2. 「Ctrl+A」キーを押した後に「D」キーを押すと、サーバー起動を維持したまま、サーバーログを閉じることができます。
  3. Windows PowerShellをexitコマンドでそのまま閉じる

後日、Windows PowerShellを開いた時にscreen -r minecraftコマンドを実行すれば、維持されたサーバーログを再度開くことができます。(sh run.shは不要)

揚げたてのポテト

複数コンソールがある状態になるので最初は混乱すると思いますが、この辺りは、使い続けていくと自然と手順も覚えていきますよ。

サーバーは問題なく起動できて遊べているけど、しばらくすると勝手にサーバーが閉じてしまう

通信環境の影響で、Windows PowerShellとVPSとの通信が一瞬切れてしまった可能性があります。

これを解決するには、screenを使う必要があります。

screenは、1つ上のQ&Aで説明しているのでご覧ください。

エラー「Unable to access jarfile XXXX.jar」と表示されてサーバーを起動できない

「Unable to access jarfile XXXX.jar」というエラーはrun.shに記述した「XXX.jar」とminecraft_serverフォルダにあるjarファイルの名前が一致してないために表示されるエラーです。

run.shの記述をもう一度ご確認ください。

エラー「There is no screen to be resumed matching minecraft」と表示されて起動できない

sh run.shコマンドを実行した時に、何らかの原因でサーバーがエラーとなり立てられてないです。

run.shの記述で「screen -AmdS minecraft」を外した状態でサーバー起動するとエラーが分かるようになります。

エラーがよくある質問に無いものであれば、コメント欄に質問してください。

screen -r minecraftを実行すると「XXXX.minecraft」と表示された時どうすればいい?

「XXXX.minecraft」というのは以下の画像のことです。

画像のようなエラーが発生する原因は、sh run.sh を複数回実行等させるとマイクラサーバーが多重起動になっている状態です。

これを解消しなければいけないので、番号が小さい「2227」を停止させる必要があります。(多重起動によって番号が異なるので注意)

screen -r 2227を実行するとサーバーログが開きます。

その後、stopコマンドを実行して、2227のマイクラサーバーを停止させます。

これで残りの「2307」のマイクラサーバーだけになったと思います。

念のため確認でscreen -lsを実行すると、1つの「XXXX.minecraft」だけが表示されます。あとは、screen -r minecraftを実行すれば解決です。

2回目以降にWindows PowerShellを開いた時のサーバー起動手順が分からない

Windows PowerShellを閉じてしまった時に次回以降にマイクラサーバーを起動する手順をまとめました。

  1. Windows PowerShellを起動する
  2. ssh root@123.456.78.9を実行する(IPアドレスは書き換える)
  3. cd /opt/minecraft_serverを実行する
  4. sh run.shを実行する

※screenを使っている方は、5.としてscreen -r minecraftを実行する

WinSCPで接続しようとすると「ネットワークエラー:”123.456.78.9”への接続が拒否されました」と表示される

サーバー再起動を試しても変わらなかったら以下の手順をお試しください。

VPSパネルの「コンソール」をクリックして開きます。

Windows PowerShellと同じようにコンソールが表示されるのでログインしてください。

login「root」、Password「rootパスワード」

コマンドの入力できる状態になったら以下のコマンドを実行して完了です。

service ssh restart

あとはWinSCPでログインすると接続できるようになると思います。

GeyserMCプラグインを入れた時にJava版は接続できるけど統合版が接続できない!

原因は、統合版が接続するポート番号(UDP 19132)が開放できていないかもしれません。

ConoHaのファイアーウォールに統合版のポート番号を追加します。

Windows PowerShellで以下のコマンドを順番に実行してください。

ufw allow 19132/udp
ufw reload
ufw status numbered

19132/udpが追加されていたらポート番号の追加完了です。

あとはマイクラサーバーを起動して統合版の接続を確認してみましょう。

エラー「WARNING: REMOTE HOST IDENTIFICATION HAS CHANGED!」と表示されてサーバーに接続できない
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
@    WARNING: REMOTE HOST IDENTIFICATION HAS CHANGED!     @
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
IT IS POSSIBLE THAT SOMEONE IS DOING SOMETHING NASTY!
Someone could be eavesdropping on you right now (man-in-the-middle attack)!

Windows PowerShellにて、ssh-keygen -R 123.456.78.9コマンドを実行するとssh root@123.456.78.9でサーバーに接続できるようになります。

※123.456.78.9にはConoHaのIPアドレスを入れてください。

原因は不明ですがレンタルサーバーでたまに発生するエラーのようです。

Minecraft managerが使えませんどうすればいいですか?

当記事でのMODサーバー及びプラグインサーバーの立て方を行うと、Minecraft managerが動作しなくなります。

サーバー設定などは、WinSCPで直接サーバー設定をする必要があります。

マイクラサーバーを立てたが、肝心のサーバーに接続できません。

おそらくConoHaコントロールパネルのセキュリティグループの設定に間違いがあります。

「IPv4v6-SSH」と「IPv4v6-Minecraft」が設定されていることをご確認ください。

揚げたてのポテト

よくある質問は随時更新していきます。
分からない事があればコメント欄にて分かる範囲でお答えできます。

最後に

ConoHa for GAMEのMODやプラグインサーバーはいかがだったでしょうか?

レンタルサーバーと聞くと難しい操作や知識が必要なイメージがあったり、MODやプラグインサーバーとなると更に難しいと思いますが、この手順で行えば、誰でも簡単にマイクラサーバーを立てることができると思います!

今まで友達や身内同士で遊びたくても遊べなかった方もConoHa for GAMEで24時間利用できるため、お試しで使ってみるのもアリだと思います。是非、この機会にConoHa for GAMEでマイクラサーバーを立ててみましょう!

揚げたてのポテト

最後まで読んでいただきありがとうございました!
次回の記事でお会いしましょう!

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649 件のコメント
インラインフィードバック
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r

プラグインの最新バージョンを入れてサーバーを起動しようとしたら『ssh: connect to host IPアドレス port 22: Connection timed out』と出てくるのですがどうしたらいいでしょうか?

r

24時間動く設定したらもうサーバーを止められないのですか?

Last edited 1 年 前 by r
r

Windows PowerShellでIPアドレス入力後にパスワードを入力してエンターを押したら『Connection closed by IPアドレス port 22』と出てきました。どうすればいいでしょうか?

mf

初歩的な質問で申し訳ありません
セキュリティグループに「IPv4v6-SSH」を追加し、ConoHa内のMinecraft managerからSSHサーバーを起動に切り替えました
WinSCPにてSFTP→ホスト名(IPアドレス)→ポート番号22
ユーザー名:root パスワードを入手したのですが、認証に失敗してしまいます…
考えられる要因はなんでしょうか?

No supported authentication methods available(server sent:publickey)
認証ログ(詳細はセッション ログを見て下さい)
ユーザー名”root”を使用中

認証に失敗

miz

sh run.sh と入力したら[Server thread/ERROR]: Exception stopping the server
java.lang.NullPointerException: Cannot invoke “net.minecraft.server.level.ServerLevel.m_6857_()” because “serverlevel2” is null
    at net.minecraft.server.MinecraftServer.m_129885_(MinecraftServer.java:569) ~[server-1.17.1-20210706.113038-srg.jar%2326!:?]
    at net.minecraft.server.MinecraftServer.m_7041_(MinecraftServer.java:607) ~[server-1.17.1-20210706.113038-srg.jar%2326!:?]
    at net.minecraft.server.dedicated.DedicatedServer.m_7041_(DedicatedServer.java:557) ~[server-1.17.1-20210706.113038-srg.jar%2326!:?]
    at net.minecraft.server.MinecraftServer.m_130011_(MinecraftServer.java:721) ~[server-1.17.1-20210706.113038-srg.jar%2326!:?]
    at net.minecraft.server.MinecraftServer.m_177918_(MinecraftServer.java:258) ~[server-1.17.1-20210706.113038-srg.jar%2326!:?]
    at java.lang.Thread.run(Thread.java:833) [?:?]
とエラーが出てしまいます。 解決方法を教えていただけると幸いです。

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